謹啓　時下ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引き立てにあずかり、厚くお礼申し上げます。

さて、おかげさまで私ども株式会社坂口製粉所は2022年をもちまして創業100周年を迎える事が出来ました。
これも、ひとえにお取引先様はじめ、皆様方のご支援とご愛顧の賜物であり、心より深く御礼申し上げます。

弊社は大正11年（1922年）の創業以来、精米・製粉を生業としてまいりました。

創業者　坂口嘉一は精米業として起業。戦時中の委託搗精などを経て礎を築きました。
二代目　坂口リキは質素倹約に努め、財務面での基盤を形成。
退任後は三代目の後ろ盾として影響力を持ち続けました。　　　
三代目　坂口幸三は天性の営業力、発想力、行動力にて、きな粉牛乳ブームの火付け役として業績を拡大させました。
四代目　坂口澄子は三代目亡き後、財務面の安定に加え、きなこクリーミーなど新たな商品の発掘などで手腕を発揮
五代目　坂口幸司へと引き継ぎました。

先人達が築き上げた道のりをこれからも継承し、この先の未来を見つめ、社員一人一人が
日本の食文化へ貢献できる企業で有り続けます。

今後とも、皆様からのより一層のご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
まずは略儀ながら、日頃のご愛顧への御礼と創業100周年のご挨拶を申し上げます。

謹白

令和4年1月
　株式会社　坂口製粉所
代表取締役社長　坂口幸司